横浜みなとみらいにある輸入アウトドアグッズショップ「A&Fカントリー」に行ってきました。
ちょうど在庫一掃セールだったのか、店頭に無造作に大きな段ボール箱が置いてあって、ワゴンセールのようなものをやってました。
ふだんそんなところは見向きもしないのですが、何気なく段ボール箱の中を覗いてみると、どっかで見たようなプラスチックのケースが、、、
フィッシャー社のスペースペンでした!
スペースペンってご存じですか?
一言で言えばボールペンなんですけど、上向きにしても書けるし、水の中でもOKという、ちょっと特殊な用途に使われるボールペンです。
どんな場所で使われるかって?
その名のとおり、宇宙で使うために開発されたボールペン、それがスペースペンです。
もともとアポロ計画のとき、NASAの要請で開発されて以来、どんな劣悪な環境でも使える筆記具として、いまだに人気を博しています。(余談ですが、スペースペンが開発されるまでは、宇宙ではエンピツを使っていたのだそうです。)
フィッシャー社のスペースペン ― 私的にはアウトドアで雨の中でも使えるタフなボールペンと思っているのですが、世間的にはパーカーやグロスなんかと並ぶ”高級筆記具”の一種に扱われているみたいです。
スペースペンでも高級なモノになると実際にアポロ計画で使われたモデルだとか、アメリカのスミソニアン博物館に永久展示されているモデルなど、いろいろあります。
以前から私がアウトドアで愛用していたのは、フィッシャー社のスペースペンの中でもいちばん安いキャップアクションというプラスチックのモデルなのですが、今回、A&Fのガラクタボックスに入っていたのは、比較的高級タイプのペンが何ケースか。
なかでも私が前から気になっていた Fisher スペースペン ブレット EF400 というモデルを発見したもんだから大興奮。
迷わず買っちゃいました。
ケースの外側のボール紙サックはさすがに薄汚れていましたが、当然中は新品。それが半額で約1500円で手に入っちゃいました。
これはブレット(bullet:弾丸)というように形がユニーク。たたんだ状態だと本当にボールペンなのかなと思う感じですが、でもなんともフォルムがきれい、美しいんですよね。
キャップを外して、尾部に取り付けるとフルサイズのボールペンになりますが、このキャップの着け外しの感覚も重厚感があって非常にナイス。
ポケットに入れておいたらどこかなくしちゃいそうな感じですが、デスクの上に何気なく転がしておくとオトナな感じでいいです。
アウトドアとは関係ないけど、憧れのものがひょんなことから手に入ってうれしかったので思わず書き込みしちゃいました。