夏山診療所 医療ボランティア(医師・看護師)の参加方法

夏山診療所(山岳診療所)は、各大学医学部が登山の中継点になる要所要所の山小屋に仮設する臨時の診療所。診療所とは言っても下界のクリニックとは違ってちょっと「設備の整った救護所」のようなものです。

各大学・診療所によって方針は異なりますが、夏山診療所で求められている医療ボランティアは、基本的には医師および看護師です。インターネットなどでスタッフを公募している診療所もありますが、そのほとんどは大学医学部や看護学部のOB/OGで構成される、もしくは口づてで人が集まるというパターンが多いようです。

実際のところ夏山診療所が必要とされる場所はかなりの僻地です。自動車道路が通じているわけもありませんので、一般登山者と同じく山道を歩いて登って診療所に赴きます。診療所(山小屋)によっては登山口から2日掛かりという場所もあるくらいで、誰もがおいそれと気軽に行かれる場所でないことは事実です。

ですから小屋によっては、毎年スタッフ不足が問題となる場合もあって、いまでも時々山岳会の掲示板等で医療ボランティア募集の告知を見かけることがあります。

先にも書きましたが、医療ボランティア募集が公募されることは少ない方かもしれませんが、もし興味があったら自分から診療所設置大学に問い合わせをしてみる価値は充分にあると思います。

公募はしていないにしても山岳診療所のウェブサイトはいくつもありますので、そういったところの掲示板や開設者のメールアドレス宛にコンタクトを取る方法もあります。通常、夏山診療所は7月中旬~8月末までが開所期間で、募集やメンバー集めは4月中旬くらいからスタートするのが多いと思います。